_ 文部科学省が平成19年度より5年間の計画でスタートした「21世紀気候変動予測革新プログラム」では、世界最高水準のスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を活用した気候変動予測研究活動の重要性や有益性について理解を得ることを目的として、平成22年度公開シンポジウムを下記のとおり開催します。
_ 今回のシンポジウムでは、社会的関心の高い地球温暖化の問題について、革新プログラムで扱っている研究課題の中から「長期予測」の話題を取り上げます。長期気候変動予測の目的は、温暖化の緩和策・適応策をどうするかという選択肢の議論にとって重要な、最新の科学的知見を提供することです。温暖化予測研究の役割は、社会が温暖化の危険を認識し、それが国際政治の主要課題となった現在では、警告のための一般的科学知見の提供から、国際・国内政策からのニーズへの具体的な対応情報提供へと変わりつつあります。この機会が、科学の意義と科学者の役割に関し、社会の意思決定の主体である国民の皆様により高い関心をもって考えていただくきっかけになることを望んでいます。
_ 第1部では、2つの講演により科学的知見を提供し、第2部にゲストパネラーをお招きしてパネル討論を行います。
平成22年8月27日(金) 13時30分 〜 17時00分 (開場13:00)
■場所
一橋記念講堂 (定員:500名)
東京都千代田区一ツ橋2-1-2 (学術総合センター内)
神保町駅下車 A8 出口から徒歩3 分/ 竹橋駅下車 1b 出口から徒歩4 分
■対象者
内容は高校生以上を対象としております
■主催
海洋研究開発機構
■後援
気象庁
■お申込み先(参加費無料・事前登録制)
参加申込みページ(SSL対応)よりお申し込み下さい。
※受付は先着順です。定員500名で締め切りとなります。
_ お問合せ先
Tel:045-778-5700
文部科学省研究開発局環境エネルギー課