2011年5月28日(土)13:30~17:30
東日本大震災によって多くの命が奪われ、さらに原子力発電所の事故も重なり、被災者の方たちや原発近隣で酪農業や漁業を営む方たちが苦悩にさいなまれている状況が続いています。そしてまた、直接被害にあわれていない人も、この機会に原子力発電のあり方を見直し、自らのエネルギーの使い方や節電対策、そして新しいエネルギー政策を問い直すことの重要性について考える機会がふえていると思います。 気候ネットワークでは、地球温暖化防止 の観点から、原子力発電に頼らずに持続可能な低炭素社会を構築することは可能だという政策提言を行い、また2年半にわたるMAKE the RULEキャンペーンを通じて「新しいルール」づくりを求めてきました。MAKE the RULEキャンペーンが政治的情勢をふまえて3月 末で一区切りをつけましたが、地球温暖化防止の視点で国内政策をつくり、地域社会を低炭素社会型に切り替えていく必要性はいまも全くかわっていませんし、大胆な発想の転換とエネルギー政策の見直しが今こそなされるべきです。 本シンポジウムでは、311の震災も踏まえて、私たち市民の立場からどんなアクションをとっていくことができるか、そしてより多くの人たちとつながりをつくって新しい社会を構築することができるか考えていきたいと思います。どなたでもご参加できますので、ぜひご参加ください。
1.基調講演 末吉竹二郎氏(国連環境計画金融イニシアティブ特別顧問)
2.MAKE the RULEキャンペーンを振り返って シロベエの挨拶&ビデオ 平田仁子(MAKE the RULEキャンペーン事務局長)
3.パネルディスカッション
パネリスト:
高田 篤さん(宮城大学/元福島県地球温暖化防止活動推進センター)
重栖 隆さん(わかやま環境ネットワーク)
三枝信子さん(MAKE the RULE川崎/川崎フューチャー・ネットワーク(KF-net)) ほか コーディネーター:
浅岡美恵(気候ネットワーク代表)
_ 参加費 MAKE the RULEキャンペーン関連団体無料 (一般:1000円)
http://www.kikonet.org/event/20110427b.html
_ 主 催 気候ネットワーク、MAKE the RULEキャ ンペーン実行委員会