「よりよい容器包装リサイクル制度を目指して」
開催趣旨
容器包装3R推進のキーワードは「主体間の連携」です。
消費者、自治体、事業者がそれぞれの役割と責任を果たしつつ、お互いに協力・協働して取り組んでいくことが重要です。 3R推進団体連絡会では、「主体間連携」に資する活動として、平成18年度から「容器包装3R推進フォーラム」を開催しております。これまで横浜市、神戸市、東京都、京都市においてフォーラムを開催し、各主体間の情報共有と問題意識の共有を図って参りました。
今回第5回フォーラムではこれまでの積み重ねをふまえながら、容器包装リサイクル制度の在り方、課題などについて、各主体の皆さまと率直な意見交換をしたいと考えています。関係各位のご参加をお待ちしております。
_ --------------------------------------------------------------------------------
_ 【3R推進団体連絡会とは】・・・容器包装廃棄物の3Rの推進を目的とした容器包装リサイクルに係る8団体(下記主催の項参照)からなる団体であり、2005年12月に結成しました。 消費者や市町村と連携を図りつつ、自主行動計画の推進・フォローアップを行っています。
主催
3R推進団体連絡会
ガラスびんリサイクル促進協議会
PETボトルリサイクル推進協議会
紙製容器包装リサイクル推進協議会
プラスチック容器包装リサイクル推進協議会
スチール缶リサイクル協会
アルミ缶リサイクル協会
飲料用紙容器リサイクル協議会
段ボールリサイクル協議会
後援
(含、
申請中)
さいたま市 埼玉県 環境省 経済産業省 農林水産省
(社)日本経済団体連合会 日本容器包装リサイクル協会
(財)食品産業センター (社)廃棄物資源循環学会
日本商工会議所 (財)クリーン・ジャパン・センター 主婦連合会
リデュース・リユース・リサイクル推進協議会 3R活動推進フォーラム
(財)あしたの日本を創る協会 全国生活学校連絡協議会
日本チェーンストア協会 (社)日本フランチャイズチェーン協会
日本百貨店協会 日本再生資源事業協同組合連合会
さいたま商工会議所 埼玉県消費者団体連絡会
NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット さいたま市環境会議
NPO法人埼玉エコ・リサイクル連絡会 (社)埼玉環境カウンセラー協会
埼玉グリーン購入ネットワーク NPO法人川口市民環境会議
NPO法人環境ネットワーク埼玉
参加費
無料(2日間共に)
参加方法
※事前申込が必要です。
http://dynax-eco.com/3rforum/entry.html
プログラム1日目 【10月25日(月)】
9:30 受付開始予定
全体会
10:00
〜
12:00 これからの容器包装3Rの取組や主体間連携のあり方についての基調講演、主催者から活動報告、各省庁から容器包装3R政策の最新動向について、講演していただきます
3R推進団体連絡会
各省庁より
_ --------------------------------------------------------------------------------
_ 【第1分科会】 容リ法をよりよい制度にするためには?
_ --------------------------------------------------------------------------------
_ 容リ法改正を前に、現状で話題となっているテーマについて意見交換する場を提供する。これまで自治体、市民、事業者は様々な取組みを実施してきたが、これらの取組みの成果はどうか、どこまで進んだか、今後どう進めていくか、なども含めグループワーク形式を取り入れ、各テーブルにおいて意見交換を行う。
コメンテーター 岩本 一星 氏(埼玉大学名誉教授)
日本容器包装リサイクル協会より
事例報告は設けず、分科会参加者全員でグループディスカッションの時間とします。 様々な立場の方と直接意見交換ができる機会です。皆さまのご参加をお待ちしています。
_ --------------------------------------------------------------------------------
_ 【第2分科会】 容器包装のリデュースとごみ有料化
_ --------------------------------------------------------------------------------
_ ごみ減量や資源化の促進、ごみ問題への意識向上などを目的として実践される家庭ごみ有料化は、導入自治体が除々に増えつつある。その中で、容器包装材に対して有料制度を導入している自治体はまだ少ない。容リプラを始めとした資源物を有料化することでどのような効果があるか、またその意義についての意見交換を狙いとする。
_ --------------------------------------------------------------------------------
_ 【第3分科会】 「プラスチック」のリサイクル
_ --------------------------------------------------------------------------------
_ プラスチックとは何か、なぜプラマークが付いているかが問題になるのか。ケミカルリサイクルとマテリアルリサイクルとは何が違うのか等、基本的な情報を交えながらリサイクルの現状における課題や、まだまだ理解されていない分別方法などをどう市民に伝えるか。また国の審議会ではプラスチック製容器包装以外のリサイクルについても検討を始めており、これらの事項について意見交換する。
コメンテーター 園田 真見子 氏(埼玉エコ・リサイクル連絡会)
吉岡敏明東北大学大学院教授(プラスチックの成分の違い、リサイクル手法他)
日本容器包装リサイクル協会(プラスチック処理の現状)
国立市(容リプラ、製品プラを別々に分別収集)
志木地区衛生組合(容リプラとプラスチック類を一括回収後、選別)
_ --------------------------------------------------------------------------------
_ 【第4分科会】 アイディアいただき <3R推進連携手法>
_ --------------------------------------------------------------------------------
_ 近年リサイクルから一歩進み、リデュースに力を入れる自治体も増えてきた。しかしどんな手法があるか分からず苦心している自治体も多いと考えられる。3R推進のため、市民、事業者、行政が連携し何ができるか、どう変えていけばいいか。また、自治体は市民に、事業者は自治体や市民に対しどのような情報を提供すれば効果的か。それぞれ3者がどう連携していくべきか。もうすでに取り組まれている面白い事例を紹介し、「手法」としての3Rをどう連携しながら進めていくかのヒントについて話し合う。
(NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット事務局長)
西濃環境NPOネットワーク(ポイント制を利用した地域ネットワーク)
板橋区(市民啓発手法として、清掃職員がエコレンジャーに変身)
3Rリーダー交流会/3R推進団体連絡会
(冊子「リサイクルの基本を通した啓発、情報提供)
その他、事例調整中
全体会
16:00
〜
17:00 各分科会からの報告と会場全体での意見交換を行います